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日本畜産学会北海道支部会報 第02号 | 北海道畜産草地学会

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(1)

講 演 題 目

( 午 前 の 部 ) 1. 乳牛に投与したCr203の回収率について (北大農) 三田村健太郎・広瀬可恒・上~tll 英一・越川一雄 4 頁 Lゐ 2. 忌避剤の家畜害虫lこ対する効果並びに乳量ζl及ぼす影響 3. 反努胃内微生物による平類繊維素の消化率 1. 宵液法による InVitro Rumen Technique について f道農誠根室支場) 谷口│径一・鳶野 保 5 4. 牧草類の家畜に対する給与限界とその経済性に関する研究 (予報) 緬羊に対する草類単一長期給与について (北農誠畜) 難波直樹 4 (北農詰畜) 三股正年・高野信雄・美斉津康民・渡会 弘 5

5

.

環境に伴なう緬羊血液成分の

2

3

の変化 (北農誠畜) 堅田 彰・八11昏林芳・式田 功 6. 某牧場ζl発生した馬の遺伝的大腸閉塞症 (ATRESIACOLI)について (新得種畜場) 平沢一志・福井孝作・佐野信一・五十嵐義任

7

.

雛の血清アノレカ

P

ブオスブアターゼ活性のへ

P

タピ

P

ティ並びに発育との関係 (北大農) 松本久喜・渡植貞一郎・岡田育種: 5 6 8. 初生牛の体温観察 9. ミシク精虫のー観察 (帯広畜大) 北沢作治郎 (北大獣医〉 阿部光雄 (塩田ミンク場) 塩田義蔵 7 F O ヴ t

1

0

.

ミシクの性器,とくに陰茎骨の形態について (北大獣医) 工藤規雄・田村達堂・阿部光雄 (塩田ミンク場) 塩田義蔵 8 11. ミシクの性器, とくに陸の形態、について (北大獣医) 高畑倉彦・古畑北雄・杉村 誠・阿部光雄・田村達堂 (塩田ミンク場〉 塩田義蔵 8

1

2

.

ミシクの生殖生態、 (塩田ミンク場) 塩田義蔵 (東邦ミンク K.K.) 長谷川寿三 (北大獣医) 阿部光雄 9 13. 人為的に多数排卵させたハツカネズミの過剰妊娠に関する 2,3の観察 (北大理〉 佐藤品子

1

0

1

4

.

緬羊の受精卵移植実験について (北農誌畜) 堅田 彰・八幡林芳・武田 功・美斉津康民

1

0

1

5

.

家兎偽妊娠時・における陸内粘液の観察(予報) (北大農) 堤 義雄・松本久喜

1

0

- 1ー

(2)

1

6

.

家鶏における移植生殖腺の変異に関する研究 X1X. 移植精巣の精子形成

1

7

.

S

t

a

r

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に関する研究一一乳酸菌の共棲条件について (帯広畜大) 三須幹男

1

1

(北大農) 橋本吉雄・有馬俊六郎・斎藤善一・手島良治・三河勝彦・佐藤孝也

1

2

1

8

.

植物タシニシ革のタシニシ離脱に関する研究

n

.

電離群,非電離群結合タシニジのアセトシ・尿素 lζ 対 す る 安 定 性 の 差 異 (北大農) 先 本 勇 吉 ・ 倉 方 信 義

1

2

(午後の部〉

1

9

.

養鶏経済検定初年度成績について (道農業改良課) 土 回 鶴 吉 ・ 赤 岡 修

1

3

2

0

.

一代雑種(近交系間交配種)利用に関する試験(第

1

報) (新得種畜場) 東 原 徹 ・ 錦 織 満 ・ 児 玉 浩

1

4

2

1

.

野付半島牧野組合の牧野現況並びに経営管理とその利用に対ーする一考察 (道農業改良課) 高 野 定 郎 (標津町農協) 岡本喜代治

1

5

2

2

.

魚のあらを主原料とした養鶏用補助配合飼料の利用価値 (1) (北大農〉 岡 田 育 穂 ・ 堤 義 雄

1

5

23. 魚のあらを主原料とした養鶏用補助配合飼料の利用価値 (II) (滝川種畜場) 渡 辺 寛 ・ 工 藤 n~i 16 24. 豚の放牧補助飼料中に含まれる蛋白質飼料の種類が発育並びに 経済性に及ぼす影響について (道農試根室支場) 坪 松 戒 三 ・ 吉 田 品 二

1

7

25. 豚の生時体重とその後の発育について 第

1

報 生時体重と離乳時までの相関 (新得種畜場) 首 藤 新 一 ・ 細 野 信 夫

1

7

2

6

.

天北地帯における低生産草地の草生改良 第1報 重 粘 地 に お け る 追 肥 効 果 (北大農) 上 山 英 一 〈道農詩宗谷支場) 渡辺正雄・寺井孝司・及川 寛

1

7

2

7

.

天北地帯の重粘地における牧草の肥培管理方式に関する研究 予報 基肥量が生育及び収量に及ぼす影響 (道農詩宗谷支場) 池田鹿之助・及川 寛・渡辺正雄・寺井孝司

1

8

2

8

.

根室地方における主要飼料作物の養分収量比較試験 (道農誌根室支場〉 坪 松 戒 三 ・ 斎 藤 久 幸

1

9

2

9

.

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及 び

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利 用 に よ る 乾 草 調 製 に 関 す る 考 察 第

1

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r

処理による乾草調製上の効果について (滝川種畜場) 藤井甚作・米内山昭和・西沢憲次・山本利策

1

9

30. ノレーすシの乾草調製方法と飼料成分,殊にカロチン含量について (滝川種畜場) 藤 井 甚 作 ・ 米 内 山 昭 和

2

0

- 2ー

(3)

,~ l、 噌. 31. 乾 草 調 製 技 術 の 改 善 に 関 す る 研 究 第6報 へイゴンデイ Vョナーに依る乾草調製試験 (北農詩畜) 三股正年・高野信雄・北村方男・三島哲夫・宮下昭光 20

3

2

.

焦 性 亜 硫 酸 ソ { ダ 添 加 に よ る サ イ レ { ジ の 調 製 ・ 利 用 に 関 す る 研 究 第3報 草 及 び ビ ー ト ト ッ プ に 対 す る 現 地 適 応 試 験 (北農試畜) 三股正年・高野信雄・宮下昭光・渡会 弘

2

1

33. デントゴーシナイレージの品質改善ζl関 す る 研 究 第1報 道 内 生 産 デ ジ ト コ ー シ ナ イ レ { ジ の 品 質 と 栽 培 利 用 状 況 (北農詰畜) 三股正年・高野信雄・宮下昭光・渡会 弘

2

1

34. サイレージ調製lと関する試験

I

I

.

甜 菜 類 葉 サ イ レ ー ダ に お け る 飼 料 成 分 の 損 失 量 に つ い て (道農試根室支場) 坪松戒三、斎藤久幸 22

3

5

.

S

.

M

.

S

.

添 加 ビ ー ト ト ッ プ ナ イ レ ー ダ 給 与 の 豚 に 及 ぼ す 影 響 36. 緬 羊 の 成 育 に 伴 な う 肉 質 の 変 化 に 関 す る 研 究 予報 コ

P

デーノレ牝羊肉の肉質について (新得種畜場) 首藤新一・細野信夫

2

3

(北農誌畜〉 西原雄二・西部慎三・平尾厚司・笠島寿雄・岡田初枝・山本松枝

2

3

3

(4)

-講 演 要

1:::" 国 午 前 の 部 ( 講 演 時 間7分,討論2分) ~1. 乳牛に投与した

Cr

2

0

3の回収率について 北 大 農 学 部 三 田 村 健 太 郎 広 瀬 可 恒 。 上 山 英 一 越 )1I 一 雄 前報においてCr203及び,chromogenをIndexとして併用する方法による,乳牛の放牧 時採食量の測定について報告したが, 同時に行った Cr203のexcretionpattern~C 関する試験 の際, 投与Cr203の回収率が先に行った羊を用いての試験に比し精低い値を示したので, 今 回はζの点について検討するため ,Cr203の投与方法を変えて試験を行った。泌乳中のホノレス タイシ種牛2頭を用い ,Cr203を1日10g宛I回 (3P. M.)及び2回 (6A. M., 3 P. M.),ゼラ チシカプセノレ花入れて投与し, 10日間の予備期の後3日聞に亘って糞を採取し Cr203の回収 率を求めた。 乙の間供試牛lとは青刈牧草(オ{チャー下を主体とする禾本科牧草)を飽食せし めた。 その結果は 1日1回投与の場合, 平均回収率は533号牛84.3%,581号牛85.4%, 2回 投与の場合は533号牛86.2%, 581号牛88.7%で日によりかなりの変動がみられた。 同時に excretion patternについても検討したが,前報同様両牛共一定の傾向は認められなかった。

2

.

忌避剤の家畜害虫に対する効果並びに乳量に及ぼす影響 北 農 誌 畜 産 部 難 波 直 樹 夏季放牧期中,家畜は吸血昆虫などによる寄生吸血のために,貧血・栄養障碍をはじめ, 直接的には疾病の要因ともなり,その被害は極めて大きい。しかし本邦では家畜害虫に対する 防除が等閑ζl符されているため,諸種薬剤についての試験例は極めて少ない。 今回 di-n-bu.tylsuccinate . di~thyl toluamide及びallethrinを主剤とする3種類の忌避剤 について,とくにアプ,ナVパエ,蚊およびイエパエ類に対する効果を試み,あわせて乳牛に 対し2カ月間の長期使用によって,その忌避効果が乳量に及ぼす影響について検討した。 それによると,忌避主剤が異なるが供試剤の害虫に対する効果に対しては,無処理のもの と比較すると, 50%以上の忌避効力を認めた。吸血昆虫のうち,アブ類に対しては余り効力は なかった。然し di-n-butylsuccinateにあっては他の主剤よりも若干すぐれていた。蚊類に対 しては噴霧当日にはその忌避性を認めたが,連用中のものではむしろその効果が減少した。ナ

v

パエ類に対しては各試剤とも同程度のしかもすぐれた効果が示された。 乳量についてみると,無処理の泌乳カ{ブに比し,各供試牛のそれは若干ゆるやかな降下 カーブをとり, 供試期間中の乳量を10日毎の集計乳量によって回帰系数で比較してみると, A群の対照牛b=2.165であるのに比し, di-n-butyl succinateでは0.59,diethyl toluamideで 1.389, allethrinで1.219といずれも低く,またB群であっても対照牛が1.332であるのに対し, di-n-butyl succinate 0.954, diethyl toluamide 0.459, allethrin 0.857といずれも低かった。乙 の乙とは,真の乳量増加ということは困難かも知れないが,害虫ζl対する忌避効果から考えて, - 4ー

(5)

乳量ζl及ぼす効果も充分あったものと認めちれる。

3

.

-反須胃内微生物による草類繊維素の消化率

r

.

胃液法によるInVitro Rumen Techniqueについて 道 農 試 根 室 支 場 谷 口 隆 一 。 鳶 野 保 反努家畜の特徴ある栄養生理を明らかにする目的で,反努胃内微生物を用いフラスコ内又 は試験管内で行われた研究報告は古くから多数発表されているが,最近粗飼料の質的差異を明 らかにする目的で乙の方法を用いた研究が報告されるようになった。従来比較的研究の進んで いなかった草類の炭水化物,エネノレギー価に関する分野を一歩進める新しい方向として注目し 得ると思われる。本試験はその方法を確立する目的で行い, BERNETT等 ('57)の胃液法に準じ て行った結果を報告する。即ち75ccの試験管12本を用いゴム栓に通じたガラス管2本を各試 験管に装着し,試料供試量は0.25--0.50g (風乾物)とし BURROUGH('50)の mineral.solution 20CC, ポプリシ布3枚を通して胃内容物より圧搾した胃液5ccを添加し390Cの恒温水槽中に 静置し,一方より 900

a

の小型ボシべにより炭酸ガスを流入し一方を排出口として48ん72時間 常時通して撹伴と嫌気的状態を保った。1¥1:

N

p2

C0

3溶液により適宜

pH

を6.9に調整した。醸 酵終了後遠心分離し上透液を除去し1100

Cで乾燥させ CRAMPTON& MAYNARD法により繊維 素の定量を行った。この場合試料供試量,胃液添加量等による差異を明らかにする目的で行っ た結果は下記の如くである。 1. 供試量0.25,0.50, 0.75 gを用いた結果消化率は73.0,72.4, 69.3% (3反覆平均)であり 0.25gと0.50gとの聞には有意差はない 2. 胃液添加量 1,5~ 10, 15, 20 ccとした場合それぞれ61.5;67.0, 56.2, .37.0, 40.4%であ り5ccが最も高い消化率を示した ド 3. 良質の試料では醗酵時間48時間と 72時間では差が認められない 4.

M. Na

2

C0

3添加量により平均

pH

5;7, 6,.4 6.8, 7.4, 7.9とした場合,

pH

6.8が最も高い 消化率を示した

4

.

牧草類の家畜に対する給与限界とその経済性 に関する研究 予報緬羊に対する草類単一長期給与について 北 農 試 畜 産 部 三 股

E

年 高 野 信 雄 。 美 斉 津 康 民 渡 会 弘 前報放牧試験に引続き同一緬羊を用いて, 1群は慣行飼料給与(デシトゴーシナイレーダ, 一番乾草濃厚飼料)と

1

群は草類単一給与

(SMS

草ナイレ{ジ,

2

番刈通風乾草)として

5

6

日まで行い,その後,又放牧試験に移行させた。乙の間体重変化,採食栄養量等について興味 ある傾向と今後の試験に対する若干の示唆が得られたので報告する。

5

.

環境に伴なう緬羊血液成分の

2

3

の変化 北 農 誌 畜 産 部 堅 田 彰 八幡林芳 。 武 田 功 環境に伴なう緬羊血液成分の周年的変化を15日間隔で測定し併せて体重, 繊度等につい 5

(6)

-ても観察したのでその結果を報告する。 供試羊は

1

9

5

7

年産明

2

歳のゴリデーノレ種牝羊であって,放牧期

(

1

9

5

8

.

5

.

1

5

-

-

1

0

.

2

3

)

A

B2

区の放牧羊各

1

5

頭から

3

頭宛選び予備期

(

6

日間)をおいて合飼区

(

1

9

5

8

.1

0

.

2

9

-

-

5

.

6

)

に 移した。 A区は草サイレ-tY,良質乾草給与区, B区を慣行飼料区としたっ放牧期ではA,B 両区の体重, 繊度, 血中成分測定値の各平均値は大体類似の値を示したが, 白血球はA 区が 梢多い乙とが認められたa 合飼期では赤血球はA 区, 白血球はB区において多いことが認め られたが,他の各測定平均値は両区共類似の値を示した。 尚,両期を通じて季節的には白血球を除いて夏期,合飼期その移行期並びに分娩前後ζ低l 下し,繊度は妊娠末期に最低値を示した。

6

.

¥

某 牧 場 に 発 生 し た 馬 の 遺 伝 的 大 腸 閉 塞 症

(ATRESIA COLI)

について 道 立 新 得 種 畜 場 。 平 沢 一 志 福 井 孝 作 佐 野 信 一 五 十 嵐 義 任 我々は本年某牧場で,起立不能及び神経症状を主徴とする虚弱馬 2頭が生れたのに遭遇し た。之等

2

頭の内

l

頭は生後約四時間で弊死し,他の

1

頭は生後

1

7

時間で殺処分した。 乙の

2

頭の解剖結果及び血統調査から,馬の遺伝的大腸閉塞症

(ATRESIAC

Q

L

I

)

と同ー のものと思われるので,その概要について説明する。

7

.

雛の血清アノレカリフォスブアターゼ活性の ヘ リ タ ピ リ テ ィ 並 び に 発 育 と の 関 係 北 大 農 学 部 松 本 久 喜 渡植貞一郎 Q岡田育穏 幼雛の生理的形質のヘリタピリヂィに関する研究の一環として,著者等は先に雛の内分泌 器官の重量及び血液中の

Hb

並びに

GSH

含量のへ

P

タピ

P

ティについて報告した。 今回は血清アノレカ

P

フォスプアターゼ活性のへ

D

タピ

P

ティ並びにそれの発育との関連に ついて報告する。 実験に用いた雛は,

1

9

5

8

年春滝川種畜場に於て生産された雄雛

J

.

5

4

羽である。

1

際化後直ち に当教室に送附を受け,生後 5週令まで育成し,実験に供した。結果は次の通りである。 1. 各週令の体重について,分散分析の結果は父親間では有意ではないが,母親間では非常 に有意であった。しかしへ

D

タピリティに対する父親の寄与の割合は毎週徐々に増加した。 2. 供試前3週間の体重増加は父親聞で有意,母親間では非常に有意であった。へ

P

タピ

P

ティ推定値は

0

.

6

6

で体重についての推定値とほぼ同じであった。

3

.

ブオスブアタ{ゼ活性については,父親間で非常に有意,母親間では有意な差が見られ た。へ

P

タピリティ推定値は

0

.

8

5

と非常に高かった。 4. ブォスブァターゼ活性と 5週令体重との聞の相関は OiC::近いが供試前 3週間の増体量と の相関係数は

0

.

2

9

で非常に有意であったー 遺伝相関は両方とも低いが,環境相関はブオスブァタ{ゼと体重聞では

0

.

5

6

であったが, 一方プォスブァターゼと増体量間では

1

.

2

4

と理論的限界である

1

を超え,適当な推定値は得、ら 6 -司う鋼 、

(7)

仏 、 師 、 れなかった。

8

.

初生牛の体温観察 帯 広 畜 産 太 学 北 沢 作 治 郎 体温調節は同じ程度の発育のものでも種属によって異なり,又同種属でも発育の程度によ って異なると言われている。 27年に雛の発育程度と体温との関係について調べた処, 帰化当 日平均36.80 のものが順次上昇し13日にして,成鶏体温l乙達することを認めた。本年は初生牛 体温と憤体温との相違を観察した。 観察初生牛は4頭。 初生牛の出生日体温は, 出生10,._,20分後のもので,翌日より 1日1 回朝5,._,6時に測定した。対照牛は出生後3--7カ月を経過したものを同時刻に測定した。 第1例 ブ ラ ク シ ス イ ス 2月13日17時15分,雌,体重35.0

kg

,。出生15分後体温38.30 0 対照牛33年7月24日生雌。同時刻体温38.80 0 翌朝体温は初生牛37.4 0 0 対照牛38.9 0 0 出生後 5日自に対照牛の体温に達した。 第2例ホノレスタイシ 2月21日9時45分,雄,体重40.7

k

g

。 出 生15分後体温38.30 0 対 照牛は前例と同じ,同時刻38.90 0 翌朝体温は初生牛37.5 0 0 対照牛38.8 0 0 出生後5日目に対照 牛の体温に達した。 第3例ホノレスタイシ 5月22日11時25分,雌,体重32.6

kg

,。出生20分後体温38.40 0 対照牛34年2月28日生雌。同時刻体温38.90 0 翌朝体温は初生牛38.1 0 0 対照牛38.8 0 0 出生後 4日固に対照牛の体温に達した。 第4例ホノレスタイシ 7月30日14時50分,雄,体重51.3

k

g

。 出 生10分後体温39.20 。 対照牛は前例と同じ,同時刻体温39.40 0 翌朝体温は初生牛37.5 0 0 対照牛39.1 0 0 出生後3日自 に対照牛体温に達した。 初生牛の出生10,._,20分後における体温は, 個体差はあるが,母牛の1_,,.1.5時間前の体温 とは極端な差異は無かった。翌朝体温は何れも低く最高38.10 0 最低37.4 0 であった。 出生後3,._,5日を経て, 3,._,7カ月を経過した対照牛体温に達した。

9

.

ミンク精虫のー観祭 北 大 獣 医 学 部 。 阿 部 光 雄 塩 田 ミ ン ク 場 塩 田 義 蔵 養殖ミシク繁殖増進の目的でミ Yクの精虫の形態, 精虫濃度を観察した。 材料は昭和34 年 3 月の繁殖期のもので,形態の観察 ~r19頭,精虫濃度には12頭を使用した。精液は交尾終 了後直ちに陸

ζ

l

ピペットを挿入して取り出し, 小量の生理食塩水で稀釈し,

s

l

i

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e

に塗抹,乾 燥後メタノーノレで

3

._,,

5

分間固定し,

H

e

i

d

e

n

h

e

i

n

の鉄へマトキ

ν

リシで染色をほどこして観察 した。又精虫濃度の計算にはトーマ氏血球計算器を使用し,隆よりの精液を200倍に稀釈し, 計算は計算室の全区劃の上にある全数を算えた。 成績1) ミシクの精虫は正常なものは,頭部は平面観では梨子状を呈し,頭部前1/3には 明瞭な頭│慣があり頼粒状に染まる。中間部は頭部の約中1/3を占め,頭'!I官とは特異的な二・つの 円弧を作って境し,後核との境界部は直線状であって濃染する。後核は頭部の後1/3を占め比 - 7ー

(8)

較的染色性に乏しい。 2) 頭長は7.05--7.50μで平均7.25μである。頭巾は5.55--6.00μで平 均5.82μであって頭長の頭巾に対する割合は 1.25である。 3) ミYクの精虫には種々の形態 異常なものが見られた。即ち頭部に関しては, 2頭,倭小,染色性異常,頭体遊離,頭│隔離脱, 又頚部,中片部,尾部に関しては,湾曲,コイノレ状,短尾, トロッベシ附着,糸状中片部, 2 尾等のものが見られた。 4) ミシクの精虫濃度は1cc当り 0.12--4.04億の範囲にあった。

1

0

.

ミンクの性器, とくに陰茎骨の形態について 北大獣医学部工藤規雄 。田村達堂 阿部光雄 塩田ミンク場 塩 田 義 蔵 養殖ミシクの交尾機構を解明する目的の一端として,陰茎骨の肉眼的観察を試みた。 材料は昭和 32,33年の3月下句より 4月上匂に剥皮した屍体より無作為的に採取した計 126例である。各材料を曝骨標本とし,各部位の肉眼的観察を行うとともに,その重量,長さ, I~J さ,巾,上下青曲度,右左膏曲度,先端部の向きなどを測定した。 成績1) ミシクの陰茎骨重量は曝骨標本において100'"'-'600mgで個体差が著るしい。 2) 根部著るしく肥厚し,両面あらく,多くは上後方に突出する小突起を有し, 根部全体は2 --3個の小結節から成る。 3) 陰茎骨の長さ 37--51mm,高さ6--20m m,巾2.3--3.6m m, で種類差〉年令差については不明である。 4) 骨体部は腹側中央部に深い溝を有じ,又前1/3 の部が一般に最も巾広い。 5) 骨体部の上下湾曲度は8--250で,骨体後部より徐々に上方に 寄曲するもの,略中央部より上方に向うもの,前部にて急、に上方 lζ 向うものなどがある。 6) 背体部の左右寄曲をみると根部に対して直走するか,右側に湾曲するものが大多数を占め, 膏曲度最大310である これに対し左側に湾曲するものは少数であり, 湾曲度も最大100であ る。

7

)

陰茎骨先端部を鈎部と仮称したが,その部の骨壁極めて薄く,背面観,側面観ともに 略三角形を呈し,急、に上後方に湾曲し,骨体部に続く溝を前側から背側に有する.,

8

)

鈎部の 上下寄曲度は20--750 で,その長さは2.4--5.6m mである。 またその向きは骨体部と平行する か,少しく左方に先端の向うものが大多数である。

9

)

骨体部および鈎部の左右寄曲を各例に ついてみると,骨体部右偏,鈎部左偏するものが最も多く,骨体部右偏,鈎部平行するものが 乙れにつぎ,この両者が大多数を占め,骨体部鈎部共に右偏するもの,骨体部,鈎部共に左偏 するものも少数認められ,他の膏曲を示すものは極めて稀である。 10) ミシク陰茎骨のこれら の特異的形態は,交尾機構上,躍の形態に対応する解剖学的意義を有するものと思われる。

1

1

.

ミンクの性器,とくに腔の形態について 北大獣医学部高畑倉彦 古畑北雄 杉 村 誠 阿部光雄 田村達堂 塩田ミンク場。塩田義蔵 養殖ミシクの交尾機構解明の目的でミシク陰茎の特異的形態に対応する陸の形態的研究を 企てた。 材料は昭和31,32, 33年度剥皮屍体約1,700頭の保存材料から牝性器100個を無作意 的に取出して使用した。肉眼的観察のほか,解剖顕微鏡的観察および組織学的観察を行った。 Formalin固定, Para伍n包 埋5--7μ切片, H.E.,VAN GIESON,WEIGERT, GOMORI等の法で処

(9)

Hh 置した。 成績1) ミンクの陸前端部は膨大し背面陥凹,腹面やや隆凸し局所の硬度が大である。

2

)

陸前端部内面背壁に憩室状腔あり,態室腹壁は弁状となる。 ENDERSはこれを単に Tran-sverse foldのーっとするも憩室状構造の常在性と弁状構造の意義よりそれぞれ陸憩室, 憩室 弁と呼称する。 3) 子宮頚管は陸前端部背壁に含まれ子宮陸部外口は陸曹、室背壁に関口する。 4) ミシクでは陸円蓋を前,後,腹に区分すべきである。 5) 子宮頚管の縦軸は陸憩室の縦軸 と一致し,躍の縦軸と左方に約20--250の傾斜をなす。 6) 陸憩室は陰茎先端部の鈎状構造花 対応する。 7) 憩室弁は陸腔後側壁に接し陸憩室内および腹側円蓋部 l乙射出された精液の流出 を防ぐ弁の作用をする。 8) ミシクの外陰部は発情時外は小さく外部より観察困難である。 9) 陰挺は発達可良の陰挺のう内にあり著明な海綿体をもっ。 OsPenis(c相当する陰挺骨を もつこともある。.10) ミシクは発情期に外陰部が膨大するが著明でない。発情来潮時に外陰部 下側が著るしく膨出する。乙の部は局所解剖的に陰挺のうの部と解される。 11) ミシクの隆粘 膜は発情性変化が著明である。 ENDERS等の云う高度の扇平上皮化を発情期の所見とすれば, 組織学的には北海道札幌近郊では12月初めすでに少数のものに発情が来潮し, 一部分には移 行的所見を呈するものが出る。

1

2

.

ミンクの生殖生態 塩 田 ミ ン ク 場 塩 田 義 蔵 東 邦 ミ ン ク 株 式 会 社 。 長 谷 川 寿 三 北 大 獣 医 学 部 阿 部 光 雄 、 』、 我国におけるミシクの生殖生態についての発表はない。我々は昭和30年から昭和34年ま での5年聞における札幌近郊のミシク場で, 1,200頭のミシクの生殖生態、を観察し, 次の如き 結果を得た。 1) ミシクの繁殖期は毎年3月の上匂から 4月の上句の約1カ月間である。交尾した日を 発情日とすれば,その日は種類によって多少の差がある。即ち Palominoは比較的早く, 3月 の10日前後であり, Sappireは20--21日, Blue irisは17--18日, Aleutianは3月の21日頃 である。 2) ミシクはこの3月の繁殖期に一定の発情周期を硯わす。即ち周期は4--15日の範 囲で見られたが, 8日, 9日の周期を有するものが1,000頭の調査では 71%を占めて最も多く, 他のものは少なかった。 3) 交尾時聞には著るしい長短があって短いものでは17分,長いも ので190分であった。 4) ミシクの妊娠期間は一定しない。最短43日,最長78日のものが見 られた。妊娠期聞には推計学的に性差,年齢差,年度差,種類差はなかった。 5) 1回交尾304 頭の妊娠期間の平均は54.48日で標準偏差は土6.56であったが, 2回以上交尾したものでは最 終交配日より計算すると,.489頭の平均は49.65日で標準侃差は土1.50であった。 6) 交配日 と妊娠期間との聞には負の相関関係があった。 相関係数はー0.54であって ENDERS等の成績

-0

.4

8

に比して高し可値を示した。

7

)

産仔数と妊娠期間との聞にはAPELGRENの云うような相 関関係は見られなかった。

8

)

交配回数と産仔数との聞には差がなかった。即ち

1

回のみ交尾 したもの328頭で生れた子供の平均は3.96頭で標準偏差は士1.67であり, 又1回以上交尾し た582頭の平均産仔数は4.33頭で標準偏差は土1.60で両者間には推計学的に差はなかった。 - 9ー iづ ¥

(10)

1

3

.

人為的に多数排卵させたハツカネズミの過剰姫娠 に関する 2

3の観察 北 大 理 学 部 佐 藤 晶 子 ハツカネズミに血清性性腺刺激ホノレモシおよび紙毛性性腺刺激ホノレモシを

4

0

時間の間隔 を置いて筋肉内に注射した。その結果,排卵数は最高

1

3

5

個,最少

2

3

個,平均

5

3

.

8

個。正常に 受精し, 発生が進行している卵子は最高

6

4

個,最少

8

個,平均

2

6

.

2

個で全排卵数の

4

9

.

9

%

。 交配後,

1

2

日胎児に至るまでは正常に発育したが,

1

5

日胎児に至るまでに

41%

強が死亡した。 次に排卵数を或程度人為的に制限じ,受精および受胎の率をrfrJめ得るか否かについて実験 した。温抱成熟を促進する血清性性腺刺激ホノレモシの量を半減した結果,排卵数は最高

6

3

個, 最少

1

6

個, 平均

2

8

個となり, 受精の状態は非常に良く,排卵数

6

3

個の

1

例を除きすべての 卵子が受精し正常

ζ

l

発生が進んだ。受胎数は最高

2

9

個,最少

1

2

個,平均

1

9

.

6

個であり,少数 例ではあるが多数出産が行われた。 出産児数は最高

1

8

頭,最少

8

頭,平均

1

2

.

7

頭であった。 多数分娩の場合には生後2日で死亡するものが多く,成長したものは最高 9頭,最少 6頭,平 均

8

.

2

顕であった。 胎児期における何らかの損障と母体の条件に検討する余地があると考えら れる。 以上の結果から人為排卵を行わせる場合に,漉胞成熟ホノレモンの投与量により排出卵子数 を或程度調節することが出来ると考えられる。少数例に認められた多数分娩によって,ハツカ ネズミの子宮においては

1

8

頭の胎児を分娩まで維持することが可能である。 今後更に妊娠中 の母体の栄養ならびにホノレモシ機構について検討し,出産例数の増加をはかなり得ると考えら れる。

1

4

;

緬羊の受精卵移植実験について 北農詰畜産部。堅 田 武 田 彰 八 幡 林 芳 功 美 斎 津 康 民 昭和33年秋の繁殖期において5歳の雌緬羊5頭に発情予定日の4目前から, プロゲスト ロシ

(

1

0

mmg)を毎日筋注し,更に発情予定日の

1

日前に PMS

(

1

5

0

0

1.U.)を注射して性周期 の調整と,多排卵を誘起した。同じ日に発情した個体を donor(2頭)と recipient(2頭)とし, donorは雄羊を交配した。 両者ともに発情が終了して

7

2

,時間経過後, 右瞭部の中央部の切開 による開復手術を行った。 donorの排卵数はいずれも 3個であったが,そのうちの 1頭からリ シゲノレ氏液による濯流法によって受精:卵2個

(

1

6

細胞)をえたので, 乙れを recipientの排卵 側の子宮角と卵管の移行部に移植した。 recipientは

3

4

4

月に雌の単仔(生時体重

3

.

8k

g

)

を 正常分娩した。

1

5

.

家兎偽妊娠時における腔内粘液の観察(予報) 北大農学部。堤 義 雄 松 本 久 喜 成熟雌性家兎の陸内粘液については,正常時,妊娠時i及びH甫乳時と夫々状態別に観察し てきたが,その聞において備妊娠の状態についても観察する機会を得,今回は自然交尾したに - 10ー

(11)

: , 払

'

拘わらず妊娠しなかったもの,及び妊婦尿を耳静脈より注射して排卵を惹起したものについて の観察結果を報告する。 陸粘液は交尾後,或いは尿注射後3日頃まで採取し得るものが多い。乙の採取量は個体に よりまちまちであるが, その後粘液は採取されなくなり,との状態が約10日間以上継続する。 しかし乙の聞においても時折微量の濃厚な乳白色粘液を採取し得ることがある。 交尾後20日 前後ζ 帯黄色,赤茶色或いは乳白色等の種々の状態の粘液が採取されるようになり,やがてそl れらは次第にうすれて正常状態に復する。 細胞成分についてみると,正常粘液中には白血球と,少数の上皮細胞を認める程度である が,交尾後

2

-

-

-

3

l

として大部分のものに少数の赤血球の混在が認められる。 その後, 赤血球 は消失し,粘液も採取されなくなるが,洗糠液の観察では鹿内には白血球と上皮細胞並びにそ れらの崩壊物がみられる。 交尾後20日前後の粘液内には再び赤血球の混在するものが多く, 乙の赤血球数は個体により差が甚だしい。又,赤血球と同時に多数の上皮細胞並びに崩壊物が 出現し,多核巨大細胞様のものも認められる。 このような粘液が正常状態に復する時期はまちまちであり,交尾後

2

0

日頃から

3

0

日前後 にまで及ぶ。また脱毛営巣

G

,著明な僑妊娠を示したものの例は少なかったが,必ずしも表面 的に脱毛僑妊娠を示さなくても躍内粘液には明らかに偶妊娠の現象が認められる。 乙れらの陸粘液の状態の変化は一般に妊娠時の変化に酷似しており,恐らく妊娠による変 化よりも梢軽度の変化を示しているものと思考せられる。 尚本観察は例数も少なく,且つ結果も梢不統ーであるので更に観察を続ける予定である。

1

6

.

家鶏における移植生殖腺の変異に関する研究 XIX. 移植精巣の精子形成 帯 広 畜 産 大 学 三 須 幹 男 精巣の移植については, 日畜会報

2

9

5

(

1

9

5

8

)

に既に報告したが,自家精巣移植のう ち,両側去勢を行った宿主における,移植した精巣が,正常と同等な発育をする乙とを知った ので,移植後の期間を,更に延長して,精子の形成する時期までの実験をおζなった。 実験材料は,いずれも十勝農共連帯広養鶏解卵場で,解化した,白色レグホーン種の雄雛 を用いた。

5

2

日令において,自家精巣を移植し,

8

1

日,

1

0

2

日後に,移植組織を採取した。 牌内移植: 大形の白色塊に発達し,殆んど,全組織において,精細管がよく発育し,多 数の精子が形成されていた。 肝内移植: 組織の全域にわたって,精細管がよく発達していたが,性細胞は幼形のもの と,形成された精子の少数がみられた。 胸腔内移植: 肺実質内に白色塊状lとよく発達し,精細管がよく発達,精子の形成も,殆 んど,正常なものと同等に,多数認められた。 顎下皮下移植: 精細管の発育のやや小形な部分が多いが,性細胞は細管内に充実し,細 胞分裂はさかんであったが形成された精子はみられなかった。 胸部皮下移植: 精細管内に性細胞が遊離している部分もみられたが,発達した精細管内 には性細胞が充実し,少数の精子が認められた。 -11ー

(12)

去 勢 し た 宿 主 の 牌 , 肝 , 肺 , 胸 筋 の 各 部 位 の 実 質 内 , お よ び 顎 下 , 胸 部 の 皮 下 に , 自 家 移 植 し た 精 巣 は , 肉 眼 的 に い ず れ も よ く 活 着 , 発 達 し て い た 。 牌 内 , 肺 内 , 肝 内 に お い て は , 完 全 に 精 子 の 形 成 を み た が , 乙 と に 牌 , 肺 内 に お い て は , 正 常 の 精 巣 と 殆 ん ど , 閉 等 な ま で に 精 子の形成が認められた。 斎藤善一 佐 藤 孝 也 有馬俊六郎 。 三 河 勝 彦

S

t

a

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r

に関する研究-乳酸菌の共棲条件について 橋 本 吉 雄 手島良治 北大農学部

1

7

.

チ ー ズ , 醗 酵 乳 そ の 他 のStarterに は 数 種 の 細 菌 の 併 用 が 行 わ れ て い る が , 各 乳 酸 菌 の 共 棲 条 件 を 検 討 す べ く 実 験 を 企 図 し , 今 回 は そ の 一 部 と し てStr.thermo

ρ

hilusとL.bul garicus について報告する。 方法としては2種 の 乳 酸 菌 を 脱 脂 乳 に 単 独 又 は 種 々 の 割 合 に 混 合 し て , 滴 定 酸 度 及 び 菌 数 比で測定した。 各 々 の 細 菌 を 種 々 の 割 合 で 混 合 し た 場 合 と , 単 独 の 場 合 , 前 者 の 酸 度 の 上 昇 カ ー ブ は300 C と370C の培養温度では多少異なる事が分った。乙の詳細につき,尚追求中である。 植物タジニシ革のタジニン離脱に関する研究 II.電離群,非電離群結合タンニンのアセトン,尿素に対する 安定性の差異

1

8

.

ゴラーグ:ノの電離群,非電離群のいずれに結合したタシニシが抽出剤に対して, な安定性を有するかを調べるために次のような試験を行った。 先ず牒製時間を変えて牒皮度を異にする皮粉を調製した。一方ナブタレシスノレブオシ酸縮 合 物 で 電 離 群 を 不 活 性 化 し た 皮 粉 を 同 じ 条 件 で 諜 製 し て , 非 電 離 群 へ の タ ジ ニ シ 結 合 量 を 求 め そ し て 未 処 理 皮 粉 の タ ン ニ シ 結 合 量 か ら 非 電 離 群 の タ シ ニ シ 結 合 量 を 差 引 い て 電 離 群 の タ シ ニ シ 結 合 量 を 求 め た 。 次 に こ れ ら 鞍 皮 度 を 異 に す る 皮 粉 を ア セ ト シ , 尿 素 で 抽 出 し た 。 抽 出 終 了 後 の 稼 皮 度 と 抽 出 前 の 採 皮 度 と の 関 係 , 残 留 タγニ シ 量 と 電 離 群 の タ シ ニ シ 結 合 量 と の 関 係を調べて電離群,非電離群のいずれに結合したタシニシが安定性が大であるかを推測した。 得られた結果は次の通りであった。 稼皮度が高くなっても電離群へのタシニシ結合量は大体一定の値を示し, h 可 溶 ケ ブ ラ チ ョ で そ れ ぞ れ36%,30%であった。 牒 皮 粉 中 タ シ ニ シ0.5gを 抽 出 液50ccで拍出した場合, とんど一定になった。 採 皮 度 の 大 小ζl関係なく 24時間拍出後の残留タシニシ量は互に大体等しかった。 て そ の 値 は 電 離 群 へ の タ シ ニ シ 結 合 量 に ほ ぼ 相 当 す る 値 で あ っ た の で 非 電 離 群 結 合 タ シ ニシの方が不安定であると思われる。 信 義 より大き チ ェ ヌ ト ナ ッ 。 倉 方 士 口 勇 先 本 北大農学部 1. た。 24時 間 で 残 留 タyニシ量はほ そし -12 -2. 3.

(13)

総 会 ( 約

30.分) 講 演 午前の部の終了後直ちに開きます。 1 . 庶 務 報 告 2. 会 計 報 告 3. 支部役員の追加について 4. その他について

講 演 要

I:::j 田 午 後 の 部 ( 講 演 時 間

7

分,討論

2

分)

1

9

.

養鶏経済検定初年度成績について

道 農 業 改 良 課 。 土 田 鶴 吉 赤 岡 修 昭和32年11月より道農務部設定の様式により,道内各地養鶏農家470.戸に於いて経済検 定を始めて実施した。期間は33年10.月に至る1カ年検定で,上記実施農家中集計のまとまっ た70.戸の成績について検討を試みた。 (む飼養羽数は1戸平均成鶏70.羽,雛26羽でその割合は7:3である。 成鶏飼養規模別 では40.羽以下20..7%,40.",,80.羽47.6%,80.--120.羽17.4%, 120.羽以上14.3%で,最高153羽 最低15羽。尚飼養規模別平均所得に於いては, 40.羽以下と 120.羽以上が赤字であり, 40.--120. 羽は黒字を示している。

(

2

)

平均産卵率の月別状況は 8 9

(

1 2 3 4 5 6 7 比率 100 114 119 124 120 112 107 96 93 であるが,戸別には相当の差がある。尚,年平均産卵率は 51%。産卵率と飼料の C.P.量は必 ずしも正の関係を示していない。 (3) 1卵当り飼料費の戸数比は3--5円12.7%,5--7円39.7%, 7 --9円34.9%,9--11円 7.9~/{) , 11'円以上4.8%,平均7.14円であり,最低4.26円,最高14.68円。尚 1日1羽当り飼 料費は2--3円19.1%,3--4円47.5%‘,4--5円28.6%,5--6 円 4.8~~ で, 最低2.25円, 最高 5.76円。 -13

(14)

-飼料別給与割合は次の通り(乾物量 %)0 穀実類 糟糠類 工(粉豆場粕腐)副粕産'物澱 生収率 根 菜 サレtーイジ 飼動物料質 配飼 合料 49.6 20.4 1.2 0.9 11.5 2.8 11.0 2.6 (4) 年間の廃鶏発生割合を月別に見ると,

f

月 1 2 3 4 5 比率(~~)5.8 4.2 6.6 8.2 7.1 7.2 10.8 12.7 11.2 11.4 6.7 8.1 (5) 1戸平均収支(戸数39戸,平均成鶏飼養羽数69羽) 収 入 計 130,581円 (10叫 (内訳) 105.166円 ( 93) 卵 収 入 自 計家 用 8,022 ( 7) 113,188 (100) (86.7) 4,917 ( 69) 廃 鶏 収 入 自 家 用 2,250 ( 31) 7,167 (100) ( 5.5) 、鶏糞収入 10.226 ( 7.8) 支 出 計 123,973円 (100) (内訳) 44,134円 ( 49) 飼 料 費 購 入 46.792 ( 51) 90,926 (100) (73.3) 労 賃 20,235 (16.3) び な 購 入 費 5,322 ( 4.3) 2,956 ( 2.4) 光 熱 費 3,922 ( 3.':2) そ の 他 費 562 ( 0.5) 差 引 所 得 6,608円 (1羽当 95.22円)

2

0

.

一代雑種(近交系間交配種)利用に関する試験

(

1

報)

道 立 新 得 種 畜 場 。 東 原 徹 錦 織 満 児 玉 浩 近交系ロード雌×近交系白レグ雄の一代雑種の雌雛100羽をM研究所から送付を受け,育 成したところ,発育は極めてすみやかで20週においては,平均1,600グラムに達し,兼用種の 標準体重に匹敵したが,乙れは雑種強勢(ヘテローVス)に起因するものと思われた。 雛は健康状態が優良で20週までに13羽の灘死及び淘汰があり,育成率は 87% となった。 初産日齢は,平均172.4日で, 当場における他のすべての品種よりも初産日齢が早く,こ れも雑種強勢の効果が現われている。 初産体重は平均1861.6グラムで,当場における白レグの初産体重よりも 400グラム以上も 大で,統計的にも有意差が認められた。 -14

(15)

-21

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野付半島牧野組合の牧野現況並びに経営管理と その利用に対する一考察 1. 牧野の概況 a. 野付半島牧野 北 海 道 農 業 改 良 課 。 高 野 定 郎 標津町農協 岡 本 喜 代 治 根室花咲半島と知床半島の中聞に抱かれた根室海峡沿岸の一帯は極めて単調な海岸である が,牧野はこの聞に突出する野付半島の大部分を占める一大砂噴で南方に鈎状に[出り,その延 長は28キロに亘り, 最端は竜神 I~í~ となり, その懐ζ 抱かれる野付湾は尾岱沼とも云って西北l 風を庶断する為, 船の避難場所としても利用されている風光雄大な景観を有する約2,000隔の 牧野である。

b

.

茶志骨牧野 標津町より東南約4キロ,野付半島の基部より南西約 3キロの地域 850陪に及ぶ牧野で, 乙の地域には野付湾にそそぐ茶志骨川, 当幌川lこ由来する広い沼沢地を含み, 標高20" , ,30

m

の台地である。 2. 牧野の利用状況と植生の特異性 早春より晩秋10月末までは,牛馬緬羊が野付半島牧野に放牧され 11月より結氷期の 1月 までは茶志骨牧野に移動放牧し,概ね 2月より合飼期に入る。放牧期間中は殆んど自由放牧に て現在

(

3

4

年7月)牛 250頭,馬 150頭,緬羊 700頭である。 植生概況については野付牧野は明治36,7年頃より放牧利用せられたものの如く, 全域に 牛 亘り家畜による撹乱作用により植生は後退しているが,中央部のハマナス郡叢に混交せる野草 と,特異な塩性沼沢性草原のスグ類により家畜の栄養状態は極めて良好の如くみられた。一方 茶志骨牧野は根釧にみられる普通植生を示している。 3. 牧野の現況よりみた今後の経営管理に対する考察 野付牧野はその環境の特異性lとより草生改良による牧養力の増強は一部を除き困難と思わ れるが,茶志骨牧野は今後の適切な草生改良lとより牧養カの増大は期待でき,之等両牧野の合 理的な経営管理により極めて経済的に有利な家畜生産基地として将来が期待される。

2

2

.

魚のあらを主原料とした養鶏用補助配合飼料の 利用価値

(

1

)

北 大 農 学 部 。 岡 田 育 穂 堤 義 雄 養鶏経営において,飼料費の占める割合は極めて大きい。そ乙で,乙の飼料費の低減をは かるために,高価な魚粕或いは大豆粕の代用として,比較的安価な魚のあらと糟糠類を混合乾 燥したものが注目される。とれについて,乳牛では昨年広瀬等によって試験されている。 今回,著者等は某飼料会社よりその試製品を受けたので,鶏についてその価値を魚粕と比 較試験した。 -

(16)

15:-供試補助配合飼料は A. 魚、粕残溢(肉及び内臓を除いたもの)と菱重を10: 3の割に混合乾燥したもの。 B. 魚の内臓と菱重を10: 4の割に混合して乾燥したものの 2種である。対照としては,魚 粕を用いた。 尚,試験飼料はとれらに夫々玉萄黍,小麦,菱重, 大豆粕等を粗蛋白質含量20% になる様 lこ配合し,粉砕,オ{ノレマッVュとしたものである。 イ共試鶏は各

f

r

f

25羽ずっとし,試験期間は帰化より生後 75日 齢 ま で で あ り , 解 化 時 及 び 25, 50, 75日齢の 4固にわたり体重を測定した。 試験結果は,飼料の噌好性については, B群が対照、 lと比べ比較的良かったが, A 群は大分 劣る様であった。 体重については,

A

群と対照、群はほぼ同じ程度に推移したが,

B

群はこれ ら2群に比べ遥かに良く, 75日齢に於いて A 群並びに対照群と比較して,平均 100g近い差 を生じた。 以上の結果から, 補助配合飼料B は十分魚粕の代用として用いることが出来ると思われ る。しかし A については尚検討する必要があろう。

2

3

.

魚のあらを主原料とした養鶏用補助配合飼料の 利 用 価 値

(

I

I

)

道 立 滝 川 種 畜 場 。 渡 辺 寛 工 藤 H告 養鶏飼料として魚粕はかなり良質のものが要求されるが,今回比較的安価で入手容易な魚 のあらを主原料とした養鶏用補助配合飼料の試製品を受けたので,産卵鶏に及ぼす影響につい て調査を行ったので報告する。 供試補助配合飼料は, 魚のあら(肉及び内臓を除いたもの)と菱重を10: 3の割合で混合乾 燥したもので,対照飼料として魚粕を用いた。 試験の実施に当つては, 乙の補助飼料を用いて試験飼料(第1表)を調製し, 供試鶏白レ グ55羽に群期別に 75日間給与し,対照飼料との聞の産卵数,生産卵重量,体重の増減,飼料 効率等について調査した。 第 1表 供 試 飼 料 の 組 成 区 分 │ 水 分 │ 組 蛋 白 粗 脂 肪 粗 繊 維 組 灰 分 │ 可 溶 無 窒 素 物 10.29 23.23 3.95 3.91 8.20 50.42 対 照 飼 料 10.94 22.99 3.70 4.42 6.44 51.55 飼養試験の結果,飼料変換による差は次の通りであり,何れにおいても有意な差は見られ なかった。 即ち,産卵個数では1羽当り対照飼料給与の場合に比し, 1日平均 0.14個多く,又 1羽当 りの総生産卵重において12.15g少く, 又, 体重の場合には1日当り 8.5g体重の増加が多か った。 以上の結果から,魚、のあら粕を主成分とする本補助飼料は,魚、粕の代用として十分利用出 -16

(17)

-ト 来るものと考えられる。

2

4

.

豚の放牧補助飼料中に含まれる蛋白質飼料の種類が 発育並びに経済性に及ぼす影響について 道 立 農 詩 根 室 支 場 坪 松 戒 三 。 吉 田 品 二 1腹離乳仔豚9頭を用い,放牧補助飼料中に含まれる蛋白質飼料の種類に従って魚、粕,脱 脂乳,大豆粕の3区を作り, 生後10週齢より放牧, 各個体の体重が90kg fe達するまで飼育 した。 発育成績では,魚、粕区が最も良好で,次いで脱脂乳区が僅かに大豆粕区より良好であった。 しかし,培7体差はいずれも有意でなく,魚、粕区の発育について初期に特に良好であった他は, 蛋白質飼料の種類が発育にそれ程決定的な影響を持つとは思われなかった。 1kg増体lと要する飼料費についても,魚粕区が最も安価であり,脱脂乳区が最も高価とな っているが,これも僅差であった。 本試験から強いて何らかの結論を出すとすれば,放牧により肉豚を育成する場合,発育の 初期には,小量の魚、粕を用いる乙とが望ましいということである。

2

5

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豚の生時体重とその後の発育について, 第 1報生時体重と離乳時までの相関 道 立 新 得 種 畜 場 首 藤 新 一 。 細 野 信 夫 豚の発育について選抜を行なおうとする場合,生時体重から経済年齢までの発育の調査を 必要とし,なるべく早い時期に選択の目安を得る乙とが望ましいわけであるが,当場において は種豚発育調査の一環として,離乳時期まで日本種豚登録協会の種牝豚産仔検定規準に基づい て,仔豚体重の測定を行っている。 いま,乙の仔豚測定記録に基づいて,昭和33年1--7月の聞に分娩育成を行った材料:種 牡豚5頭に交配された種牝豚 20頭,とれらの母豚から分娩された 194頭の仔豚及び 49日まで 育成された

1

6

4

頭の仔豚一ーについて生時体重の変異,産仔数の影響,母性効果を調査し,ま た生時体重と

2

1

日齢, 49日齢体重との相関をもとめ, 生時体重とその後の環境が離乳時体重 とどのような関係があるかについて報告する。

2

6

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天北地帯における低生産草地の草生改良 第 1報重粘地における追肥効果 北 大 農 学 部 上 山 英 一 道 立 農 試 宗 谷 支 場 渡 辺 正 雄 。 寺 井 孝 司 及 川 寛 牧草地の管理は,従来殆んど無関心の億放置されていたため,生産力の著しく低い草地が 随所に見受けられる。乙れら低生産草地は,更新する事が最も望ましい乙とであるが,追肥に おいても相当の改良効果が期待されることは,既lこ明らかなと乙ろである。 演者らは,昭和30年より 3年聞に豆り当管内の代表的な低生産草地(重粘地)を対象に質 17

(18)

-的lと異なる追肥が草生,収量及び養分合量に及ぼす影響を比較検討し,興味ある結果を得たの で,その一部を報告する。 本試験はチモi/-,赤クロパー混播草地を供試し,試験区別は,硫安,過石,塩加施用区 (硫過区),尿素,熔燐,塩力日施用区(尿燐区)石灰窒素,熔燐,塩加施用区(石燐区)及び無処 理区の4処理で,各追肥区共要素量で 10a当り窒素3kg,燐酸3.4kg,加旦1.9kgになる様 lこ毎春施用した。 尚,昭和31年より更に夫々の組合せに就いて無窒素区, 無燐酸区及び、無加 里区を併設し, 3要素・聞の比較も行った。その結果の大要は次の通りである。 (1) 追肥区は何れも無処理区より生育優り,収量も無処理区の1.5--1.6倍であった。 (2) 追肥内容即ち,肥料の種類の組合せを変える乙とに依り,生育及び絶対収量の上では 大差は認められなかったが,植生の構成割合に差異を生じ,石燐区は禾本科が減少して萱科が 最も増加し,硫過区は禾本科が多く,萱科が最も少なかった。尿燐区はそれらの中間であった。 (3) 3要素問では,両年を通じ3要素区が最も多収で,無処理区及び無燐酸区が低収で3 要素区より前者は 40%,後者は30%の減収を示した。 尚,初年目には無加里区も約25%の 減収を示した。 (4) 向上に就いて,植生の構成割合をみると,萱科割合は窒素を含まない区において高く 硫安を含む区において低く,特l乙無燐酸区においてその傾向が顕著であった。禾本科割合は, 萱科割合と全く逆の関係にあった。

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天北地帯の重粘地における牧草の肥培管理方式に 関する研究 予報基肥量が生育及び収量に及ぼす影響 道 立 農 試 宗 谷 支 場 池 田 鹿 之 助 。 及 川 寛 渡 辺 正 雄 寺 井 孝 司 天北地帯においても,近年主畜農業経営の確立を目指して,乳牛が急速に増加しつつある が,その経営の安定と飛躍的な発展を図るためには,牧草を中心とした飼料基盤の確立が先決 である乙とは言うまでもない。然しながら未だに牧草の肥培管理方式も体系化していない現況 である。演者らは当管内の 6 割を占める重粘地を対象 ~r ,牧草の肥培管理方式を確立するため 一連の試験を計画しているが,目下実施中の施肥適量試験の播種当年の成績即ち,基肥量の影 響に就いてその一部を発表する。 禾本科及び萱科の代表として夫々チモi/-及びレッドクロパーを選び,各単播と両者の混 播lこ就いて窒素及び燐酸は10a当り 0.56及び11.3kg, 力日里は0.19及び3.8kgの3段階に分 け夫々に対し凡ゆる組合せ,即ち27組合せの施肥を行った。 基肥量の影響を生草収量に就いて分散分析した結果から,一般的傾向としては,次のよう に要約される。

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1

)

各単播及び混播何れにおいても,新墾重粘地においては,牧草の生育を制限する因子 は燐酸であって,無;憐酸の場合は生育著しく不良で.従って極めて低収であり,燐酸を増施す ることに依り,直線的に増収を示した。 (2) 窒素に就いては禾本科の場合は適量限界は10a当り 5.6kgで, それ以上増施すると -18

(19)

-臥 却って減収を示した。萱科の場合は,窒素を増施する程,却って直線的に減収を示した。又, 混播では,有意差は認められなかった。 (3) 加里に就いては何れにおいても有意差は認められなかっ?と。

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根 室 地 方 に 於 け る 主 要 飼 料 作 物 の 養 分 収 量 比 較 試 験 道 立 農 諸 根 室 支 場 。 坪 松 戒 三 斎 藤 久 幸 寒冷情薄なる根釧地帯lと酪農経営の重要なととは言うまでもないが,乳価の低:搭と不安定 さらに購入飼料の高騰に伴なって,自給飼料の高度利用を余儀なくされている。しかるに,寒 冷痔薄なるが故に濃厚飼料となる穀物が不良であるため,乳牛自給飼料として如何なる作物を 作付したらよいかを検討するべく,各種飼料作物の反当り養分収量を比較したものである。 収量調査に於いては10年来の収量を参考とし,過去3カ年の収量をもととして調査した。 次に,飼料作物の成分調査を実施し,飼料の一般組成分,無機成分ならびにDCp.TDNを算 定した。 さらに飼料作物は普通生草利用するととが少なく,調製貯蔵することが多いので,調製法 による損失を調査して調製歩留りを算出した。従って収量,成分,調製歩留りなどでDCp.TDN 夫々の養分収量を比較した。 その結果DCP収量では ラジノクローパー,ノレタパガ,チモ

ν

ー,赤クローパ{混播草, 青刈大豆,赤クローパーなどが多く, TDN収量ではノレタパガ, 馬鈴薯, チモ

v

,._

赤クロー パー,デシトゴー~,大豆混作が多く,総合すると,ノレタパガ,チモ v ,._

赤クローパー混播 草,デシトゴーシ大豆混作,ラグノクローパー,赤クローパーなどがよく,次で馬鈴薯, ビー トトップ,デシト単作,青刈大豆などで,家畜ビート,青刈燕麦,ライグラス,菜種,人参, 燕麦種実などは少なかった。 また調製試験に於いては,宣科卒は干草にするよりすイ

ν

ージにする方が有利であり,禾 本科草はずイレージにするより,千平にする方が有利なことが認められた。 p. Caなどの灰分収量でも,萱科卒,根菜類葉などが多かった。

2

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Hay Conditioner及び CropDryer利用 に よ る 乾 草 調 製 に 関 す る 考 察

第 1報 Hay Condi tioner処理による乾草調製上の効果について

道 立 滝 川 種 畜 場 。 藤 井 甚 作 米 内 山 昭 和 西 沢 憲 次 山 本 利 策

高蛋白乾草生産施設としτ1958年北海道(畜産課)が輸入した]OHNDEERE製 HayCon-ditioner及び AlderSley All Crop Dryerを使用して各種乾草の調製試験を行いその成績を得

たので報告する。尚, Dryer については今回予備的考察に止まったので後刻報告する。

供試した Conditionerは全長2.33m, 全巾2.44m, ローノレ rt1.83 m, ロ{ノレ径大 22.8cm, 小10.lcm, ローノレ歯数大18,小8,歯高30mm,歯の噛合深さは15--25m mである。

供試牧草は Orchaard, grss Lucerne及びTimothy,Alsike Redc10verの混牧草の出穂又

(20)

は開花期のものを使用した。 試験期間は1958年6月23--27日である。 試験方法は各草種共2頭曳モアーで刈倒し, 無処理と Conditioner処理区に分け, Con-ditioner処理区は直ちに処理した。その後両者とも自然乾燥に移り夜間は堆積した。 本試験の結果 1) Conditioner処理区は無処理のものに比し約半日--1日間在圃期間を短縮し得た。 2) 宣科牧草は脱水の急激な Conditionerの方が夜間に吸湿する傾向が認められた。 3) 調製 乾草1kg当りの処理経費は77銭92であった。 4) 処理区乾草は蛋白脂肪等の損失少なく又 緑度葉部割合共に良好であった。 5) 本機は低生産の稀薄草地又は凹凸の甚だしい草地には対 しては渇-効か困難である。

3

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ノレーナシの乾草調製方法と飼料成分,殊に カロチン含量について 道 立 滝 川 種 畜 場 藤 井 甚 作 。 米 内 山 昭 和 近時

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蛋白牧草としてノレーサシの栽培が汎く行われるようになってきたが,この乾草調製 を自然乾燥法で行-ったのでは脱葉,緑度の低下著るしく栄養価の低下を来す乙とが多い。演者 等は1957,1958年に亘って結束庇蔭, 三角架, 火力乾燥によりノレーサシの乾草調製を行い飼 料の一般成分,カロチシ含量の比較検討を行ったのでその成績の概要を報告する。供試材料は 1957年には初年次ノレーすシ1番刈開花期, 1958年には2年目草2番刈開花初期のものを使用 した。 試 験 結 果 一般飼料成分では之等乾燥方法聞に顕著な差は認められなかったがカロチシ含量ずは明ら かに差が認められた。即ち,火力乾燥によるものはカロチシの歩留りが最も高く生草に対して 70%に及び結束三角架では 30%程度に止まった。また調製乾草の保存後の成績ではミーノレに 調製したものが最もよく調製時に対して90%に達したのに反し三角架, 結束, 火力乾燥後圧 搾保存したものは60%前後であった。

3

1

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乾 草 調 製 技 術 の 改 善 に 関 す る 研 究 第6報 へイコンデイショナーに依る乾草調製試験 北農試畜産部。三股正年 高野信雄 北村方男 三島哲夫 宮下昭光 へイゴシlデイ Vョナーに依る牧草の圧砕が乾草調製上における乾燥速度,乾草品質lと及ぼ す効果を明らかにせんとした。 1958年6月より 7月中匂までオーチヤードグラス, 赤クロパ ー及びノレーナシについて試験を行った。 1. ゴシデイ Vョナー処理区の牧草は無処理区のものより乾燥時間が短縮され,乾草仕上 り(水分20%)に要する時聞が無処理区の50--70%であった。 2. ゴシデイVョナー処理区の乾草は無処理のものより緑度,葉部割合高く,栄養価が高 かった。 - 20ー ,~~

(21)

~、 3. ゴシデイ

ν

ョナー処理牧草は圧砕時に高く空中忙放てきされるので,その後の通風も 良く,テッダー掛けの回数を減すことが出来た。 4. コシデイVョナー処理によるものは, 湿度の影響を受け易く, 湿度80%以上では乾 燥効果が少ないようであった。

5

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本試験は乾草調製上天候に恵まれた条件下で行われたが,今後更に低温多湿の状態で の調査が必要であろう。併し極端な気象条件下でない限り,一般に乾草調製上の効果は高いも のと推察された。

3

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焦 性 亜 硫 酸 ソ ー ダ 添 加 に よ る す イ レ ー ジ の 調 製 ・ 利 用 に 関 す る 研 究 第3報 草及びビートトップに対する現地適応試験 北 農 試 畜 産 部 三 股 正 年 。 高 野 信 雄 宮 下 昭 光 渡 会 弘 焦性亜硫酸ソ{ダ

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以下

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の草ナイレージ添加剤主しての効果 が一応基礎試験でみとめられたので,道改良課の協力を得て実際農家における本剤の使用法及 び効果を確認し,慣行法によるサイレーグと

SMS

サイレージの特性を明らかにせんとした。 対象原料は牧草とビートトップとして全道にわたり, 88例の試験を行った。 乙れらの結果に よると次の如くである。

1

.

SMS

草ナイレージの調製にあたっては ①原料草は肥培管理されたかなりクロパー を含むものを適期に刈取り ②原料水分は

7

6

"",80%に軽い予乾を行い ③

SMS

は原料屯当り 4,...,5

kg

をカッター切込口より均等に添加混合する ④埋平にあたってはS02ガスが発生する ので注意を行い乍ら,長さ 1cm~C 細切して充分踏圧する ⑤サイロはトレYチ・塔型とも適 切にナイロピニ{ノレを使用する ⑤

SMS

サイレージは

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月中匂以後の取出しを行う 等の注 意によって良質なものが得られる。

2

.

SMS

ピ{トトップナイレ{ジ調製にあたっては ①原料は収穫後

4

日以内に詰込み ②水分調節用として青刈乾燥デシトゴ{シを20%位細切混合し,

SMS

を均等に屯当り

4

"",

5kg

使用する 等の注意が必要である乙とが認められた。

3

3

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デシトコーンナイレージの品質改普-に関する研究 第 1報道内生産デントコーンサイレーツの品質と栽培利用状況 北 農 試 畜 産 部 三 股 正 年 高 野 信 雄 。 宮 下 昭 光 渡 会 弘 現在北海道ではデシトゴ シが3万 3千町歩作付けされ,主要なサイレージ原料として利 用され,冬期間の主な粗飼料源をなしている。演者等は数年前より草ナイレージの調製ととも に道内生産デシトコーシサイレーグの品質及び栽培利用について調査を行って来た。これらの 成績によると 1. 北海道の各地でデシトゴ{シが作付けされているが,特に有効積算温度 2400。以下の 地区ではずイレージの品質が著るしく悪い傾向がみとめられた。 - 21ー

(22)

2. 道中央部,南部において生産されたデシトコーシナイレージも米国のそれと比較すれ ば,高水分で充分成熟がなされていない原料の利用が原因の一部をなしている如くに推察され た。 3. 札幌近郊酪農家のデシトゴーシの栽培法について調査を行った。

3

4

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ナ イ レ ー ジ 調 製 に 関 す る 試 験 11. 甜菜頚葉サイレージにおける飼料成分の損失量について 道 立 農 試 根 室 支 場 坪 松 戒 三 。 斎 藤 久 幸 根釧地方においては甜菜の登熟がおそく,乙のためナイレーグの調製ζ 際して,原料の水l 分含量が高く,かつ予乾が困難なために貯蔵中の栄養分の損失が増大する結果となっている。 乙れらの点から損失量を,表面腐敗によるもの,漏出によるもの,呼吸並びに醗酵による損失 の3項に分けて検討し,次の結果を得た。 甜菜頚葉サイレージの損失量(埋蔵量に対する%) │ 無 添 加 I8M8添 加 │ 過 石 添 加 全 損 失 15.91 12.46 14.88 表 面 腐 敗 固 型 物 漏出によるもの 9.03 9.49 8.55 醗酵によるもの 6.83 2.97 6.33 全 損 失 18.73 13.96 15.33 表 面 腐 敗 有 機 物 漏出によるもの 10.15 10.11 8.01 醗酵によるもの 8.58 3.85 7.52 全 損 失 10.98 13.10 12.58 表 面 腐 敗 組 蛋 白 質 漏出によるもの 10.51 12.04 10.37 醗酵によるもの 0.47 1.06 2.21 表面構敗はいずれの区にも認められなかった。 全損失と漏出による損失の差を醗酵による損失とした。 1. いずれの成分についても漏出による損失は醸酵及び呼吸による損失より大きく,粗蛋 白の損失量では,その80%以上が漏出によるものであった。 2..SMSの添加により固型物,有機物の醗酵による損失は無添加の場合の50%以下に減 少したが,過燐酸石灰 (26%)の添加では若干の効果より示さなかった。 3. 粗蛋白値の損失量はSMS添加,過石添加の両区とも無添加の場合より大きかった。

4

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SMSの添加によりカロナシの損失量は半減した。 - 22ー tで

(23)

‘ 凶、

3

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SMS

添 加 ビ ー ト ト ッ プ ナ イ レ ー ジ 給 与 の 豚に及ぼす影響 道 立 新 得 種 畜 場 。 首 藤 新 一 細 野 信 夫 農場副産物の高度利用の一環として,甜菜茎葉のすイレージ調製を行い,その対照飼料と して馬鈴薯澱粉粕をつかい,生後3月以上の仔豚に給与して発育率,飼料消費量,健康状態, I脅好性,経済効果及び、屠殺解体成績について比較検討・したので,その結果について報告する。 供試豚は33年当場産秋仔で中ヨークVャー6頭, パークVャー 8頭, 中ヨーク×ハシプo= F110頭,猪平×パークo6頭 計30頭である。 試験は34年1月6日から開始し, 飼料は農技 研試案による時期別給与日量表に基づいて,基礎配合飼料にそれぞれすイレージ及び煮熟澱粉 粕を混合給与した。 1) 体重の変化については試験開始後10日目ごとに測定を行ったが, 140日平均増体重に おいて試験区(ナイレージ)54.6 kg,対照区(澱粉粒)59.4 kgでその差4.8kgで あ っ た が 個 体 ごとの発育率を算定し区間の差を検定してみると有意の差はない。 2) 飼料の消費量については屠殺解体前日にまでの所要量で算定したが,試験区1頭当り 247.398 kg,対照区273.829kgで1kg増体当りの飼料はそれぞれ,3.899kg, 4.084 kgであった。 3) 経済効果についてはビートトップナイレージ調製~(, 麦糠10%及び焦、性亜硫酸ソー ダーを使用し1頭当りの組飼料消費全額は生澱粉粕に比べて136円高くついている。 4) 屠殺解体成績については絶食時平均体重差は4.63kgであり,枝肉,血液,生皮,内 臓総重量の絶食体重に対する割合においては差はなく,皮下脂肪層は対照区が3部位平均で 0.3cm厚く,その他肉,脂肪についてはいずれも試験飼料による差異は認められなかった。

3

6

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緬羊の成育に伴なう肉質の変化に関する研究 予報 コリデーJレ牝羊肉の肉質について 北 農 試 畜 産 部 西 原 雄 二 。 西 部 慎 三 平尾厚司 笠島寿雄 岡田初枝 山本松枝 滝 川 種 畜 場 吉 田 稔 近 藤 和 彦 滝川種畜場l乙繋養中のコリデーノレ種緬羊を供試して,その肉質を検討した結果 1) 硬さは2歳までは一般的に柔軟であるが, 3歳以上になると,年齢よりも肥育が硬さ に影響するものと考察される。 2) 肉色については3歳以上になると,濃い肉色を呈するが,極端に昇写せたものは,淡い ことが認められた。 3) 調理損失は年齢による差異は認められなかったが,肥育したものがその損失は明らか に少ない乙とが認められた。 4) 肉の一般組成については年齢と共に灰分含量が高くなるものと推察され,肥育によっ て肉中の水分含量が減少し,脂肪含量が高くなる傾向が認められた。 -

参照

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